もしかして、ラブレター!? まさか、柊くんに限ってねぇ…。 だって唄ってなきゃ普通の男の子だし…。 いや、でも優しいからなぁ。 モテないってことはないよね。 ラブレター渡されたら受け取っちゃいそう…。 誰からもらったのか気になった。 だってこんな紅茶しか入ってない引き出しに入れるなんて。 私は悪いと思いつつもひっくり返して宛名を見た。 『かりんへ』 え?? 私へ?? 私は拍子抜けしつつもほっとして、封筒を開け中身を取り出した。