それからまたどんちゃん騒ぎして、私はそろそろ帰らないといけない時間になった。 大剛さん、隼人くん、圭祐くんは柊くんの家に泊まるみたいだった。 「今日は本当にありがと。 楽しかった。」 私は玄関でぺこりとお辞儀した。 クリスマスパーティーでこんなに盛り上がったのは小学生以来だった。 「かりんまた来いよー。」 隼人くんが言った。 「かりんもう来んなよー。」 圭祐くんが言った。 みんなに『かりん』を連発されて、私もかりんで定着しちゃったなぁと思った。