「今日雪降るらしいよ。」 「ホント!? ホワイトクリスマスだ!」 隼人くんに教えてもらった雪情報に自然と足取りが軽くなる。 隼人くんはくすっと笑った。 「かりんはさ、クリスマス柊と2人じゃなくて良かったの?」 隼人くんの問いにドキッとした。 「なんで~? みんなと一緒のほうが楽しいじゃん。」 クリスマスに柊くんと一緒にいれるってだけで、私は物凄く嬉しかったから。 2人でなんて…。 そんな…、恥ずかしくて無理無理。