『かりん』より『唄』なの!? とか、 かりんがいなくても音楽は続けられる なんて思ってたの!? とか。 いろいろ頭に浮かんだけど、違うんだよね。 分かってた。 これが、柊くんの精一杯の優しさなんだ。 柊くんは、絶対相手を思いやって行動する人だから。 この時もそうだったんだ。 「それじゃあ…、今年は一緒に雪、見れないじゃん。」 そう言った私の声が、意外なほど冷静に響いていたことが今でも頭に残っている。