―――上弦の月～あなたへ～―――
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『この瞬間を大切に想えること、その瞬間に感じられること、そのすべてをキミに』
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何をするにもあなたが初めてだった
人を愛することの意味を知った
人を感じることができたよね
それがあなただと言えた日々
それがその日限りだとは言えないその気持ちだった
人を思えることの痛み
その人を知った喜び
それに伴う日々の連続を感じていけた日々
あなたを想えたから私がいたのかもしれないよね
もう争うことない日々を感じられていきたい
本当はもう意味を知らないで生きたかったよね
だけど本当を思えたら、もう何ものにも代えがたいそのものになっていけた
だから、それで在ってほしかったんだよね
迷う日々をもう感じたくはないんだよ
だから、もう日々を生きることへの恐怖は抱きたくない
本当の意味を込めて、こんなことを書けることの気持ちとしてここに置いておきたい
