「アカネは?」

「私は…だって今日カイ君に告白しようとしてたから~」

嬉しくって泪が溢れた。

「良かった!!
 あ~出来れば、夕日がきれいな時に言いたかったよ~」

「カイ君が遅れたんでしょ!!」

泪をふいてカイ君を見たら、私はカイ君の胸の中にいた。

「告白の言葉考えてたら、遅刻したんだよ」

私は思わず、彼の胸の中で笑ってしまった。

彼と想いが同じことは嬉しいが、

欲を言えば、今この時がアカネ色の空の下だったら良かったな。



*上目~
はい、アカネちゃん欲張り~。
いや~告白のお話、アカネちゃんとカイ君の物語りでした~!!


2009,1,1