‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
決戦前日。
セティはリアレスクに来ていた。ニールにアンジェの脱出計画を助けてもらうためだ。
「今までで一番危険な仕事になるけれど大丈夫かな」
「もちろんです! アンジェとレイのためなら危険なんかたいしたことないです!」
ニールは身を乗り出しやる気満々で答える。やっと、二人を助けられるんだ。
「ていうか、アンジェよりレイを助け出す方が大変でしょう? 先生こそ気をつけて下さいよ先生、なんか具合悪そうだし」
ニールは心配そうにセティの顔を覗きこんだ。人懐っこい彼の性格に親しみを感じ、セティはにこやかに笑いかける。
「ありがとう。君は優しいね」
「え、いやそんな事ないですないです」
普段言われ慣れない言葉で褒められて照れたニールは、ぶんぶんと両手をふりながら訳のわからない返事をした。
そんなニールを見てセティはくすりと笑う。アンジェが変わったのはレイだけでなく、人懐っこい彼の影響もあるかもしれない。
セティは小さなメモをニールに手渡した。教授を介して協力をお願いした宿屋の住所と簡単な地図が書いてある。
「アンジェを助け出したらまっすぐこの宿屋に行ってほしい。しばらく匿ってもらえるようお願いしてあるから。もし何か危険がありそうなら、君やご家族もこの宿屋に隠れているといい」
「わかりました」
「ウェッジウッド教授、もしくはウェルズリーの関係者だと言えばすぐに分かってもらえる。あぁ、もちろん宿代は無しでね」
ニールの何か問いたげな表情に気づいてセティは付け加えた。ほっとしたようにニールの顔が緩む。
「じゃ、気をつけて」
「はい」
「レイを無事に助け出したら必ず宿屋に報告に行くから」
ニールは深く頷いた。それまでレイが無事で居るよう強く願う。
「待ってます」
決戦前日。
セティはリアレスクに来ていた。ニールにアンジェの脱出計画を助けてもらうためだ。
「今までで一番危険な仕事になるけれど大丈夫かな」
「もちろんです! アンジェとレイのためなら危険なんかたいしたことないです!」
ニールは身を乗り出しやる気満々で答える。やっと、二人を助けられるんだ。
「ていうか、アンジェよりレイを助け出す方が大変でしょう? 先生こそ気をつけて下さいよ先生、なんか具合悪そうだし」
ニールは心配そうにセティの顔を覗きこんだ。人懐っこい彼の性格に親しみを感じ、セティはにこやかに笑いかける。
「ありがとう。君は優しいね」
「え、いやそんな事ないですないです」
普段言われ慣れない言葉で褒められて照れたニールは、ぶんぶんと両手をふりながら訳のわからない返事をした。
そんなニールを見てセティはくすりと笑う。アンジェが変わったのはレイだけでなく、人懐っこい彼の影響もあるかもしれない。
セティは小さなメモをニールに手渡した。教授を介して協力をお願いした宿屋の住所と簡単な地図が書いてある。
「アンジェを助け出したらまっすぐこの宿屋に行ってほしい。しばらく匿ってもらえるようお願いしてあるから。もし何か危険がありそうなら、君やご家族もこの宿屋に隠れているといい」
「わかりました」
「ウェッジウッド教授、もしくはウェルズリーの関係者だと言えばすぐに分かってもらえる。あぁ、もちろん宿代は無しでね」
ニールの何か問いたげな表情に気づいてセティは付け加えた。ほっとしたようにニールの顔が緩む。
「じゃ、気をつけて」
「はい」
「レイを無事に助け出したら必ず宿屋に報告に行くから」
ニールは深く頷いた。それまでレイが無事で居るよう強く願う。
「待ってます」



