上目使いで俺を見る桃。 なんだよ。 かわいいことしやがって。 「たりめーだ。 ちゃんとお願い、考えとけよ?」 「ありがとう……」 俺は桃に微笑みかけると、部屋を出て行った。 リビングに戻ると、ニヤニヤした幸也が待ち構えていた。 「どう?桃に会えた気分は」 「教えねーよ。 つか幸也、帰るから送ってけ」 「えらいえらそーだな。 ま、俺も明日仕事だし、帰るか」 俺と幸也はリビングを出た。 頑張れよ、桃。 俺は願うことしか出来ねーんだから。 そして、合格して、 気持ち、伝えさせろよ……? .