―――ブルッ… 突然、俺の身体に寒気が襲い掛かってきた。 ハッと我に帰る。 そういえばここ、冷蔵庫だ。 それに気付かなかった俺って…。 「相当、思い悩んでるんだな…」 俺は巨大な冷蔵庫から出ようと思い、冷蔵庫のドアを開けた。 開けた瞬間、 寒さから解放され、明るい空間が戻ってきた。 と同時に…… ―――クラッ… 俺の身体が傾いていく。 頭が働かない。 何も考えられない。 そして、俺の記憶はそこで途切れた。 .