「……終わんねー………」 俺はため息をひとつつくと、 またパソコンと睨み合い。 あれから桃とは会ってない。 いや、会いてーけど、 今は仕事が忙しくて会いに行く暇なんかない。 せめてケー番だけでも聞いとくべきだった。 俺としたことが…… 「ダセーな、俺…」 勝手に笑いが出た。 ―――ガチャッ… 「失礼致します…」 俺がそんなことを考えているうちに、佐倉が部屋に入ってきた。 .