無言で玄関をあけ、そのまま自分の部屋のベッドへ倒れ込む
和哉と千夏のこと・・・
そして、私に向けられた哀れむような皆の視線・・・
思い出すだけで、耐えがたい
仰向けになり、ただ・・・ただ天井を見つめ、時間をやり過ごす・・・
どうか、私の記憶の中から、和哉との思い出を消して下さい・・・
そう、何度も願いながら・・・
和哉と千夏のこと・・・
そして、私に向けられた哀れむような皆の視線・・・
思い出すだけで、耐えがたい
仰向けになり、ただ・・・ただ天井を見つめ、時間をやり過ごす・・・
どうか、私の記憶の中から、和哉との思い出を消して下さい・・・
そう、何度も願いながら・・・

![トキヲコエテ [短編]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.784/img/book/genre1.png)
