「亜笑さんがそう望むのなら、もちろん大丈夫ですよ」

「ありがとっ!」

「俺に対してはヒドくね?」


まぁ気にしないでよ


そして三人で仲良く帰ったんだ






「送ってくれてありがと。じゃ、また明日」

「さようなら」

「またな……ってなんでお前と帰らなきゃなんねんだよ?」

「僕も同感です」


なんていいながらも帰って行く二人

家に入って
部屋に入って考える


この世界は私のいた世界とは違う

同じだけど違う


決してこの世界にとらわれちゃいけないんだ

……戻らなくちゃ……