そして、それぞれが心の中で……




(もしかして、ナオヤに彼女が出来ないのって……ソッチ系なのか?)


(オイオイ、頼むからナオヤまでソッチの世界に行かないでくれよ……)


(なんとなくですが……、心中お察し致しますよ、ナオヤさん)


(若者はいいなぁ。熱いよ!おじさんは楽しいなぁー)



などと思われていたことは勿論、知る由もなかった。