これだけの音楽に携わる人間が揃えば、当たり前に場は盛り上がる訳で。



途中、ナオヤがトイレに立ち、鼻歌混じりに戻り、席についたのは久太郎の隣の端の席だった。


無意識に出た鼻歌に久太郎が反応するとは、まさか思いもしてはいなかった。