予想外に降り注いだのは、 優しい感触と微かに聞こえる甘い音を含んだオデコに当たるキス。 固まって動けない私の耳元には、更に甘く優しい声。 「これで終わりにするつもりはないから」 今日、二回目の台詞は私の心に深く刻み込まれていた。 なんだか立っているのもやっとなくらいトロケそうな私を知ってか知らずか、またもやアキトの携帯からはさっきと同じ大好きな曲。