「あ〜、ゴメンゴメン。見たことある顔だなぁ、なんて思ってたら、ついね、寄ってっちゃって」 やたらに馴れ馴れしい女の声。 何? アキトの何? この状態じゃ、やっぱりよく見えない。 せめて、首だけでも動かそうとするのに、益々アキトの腕に力が入る。 その人を私に見られたくないの……? 「ん〜、てかさ、いつまで抱き合ってるつもり〜? それ新しい彼女?」 「あぁ、抱き心地がよくて忘れてた」 ほへっ!? なんて云った?