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みるみるナオヤの目が輝きを増して、隣に座ったハルタの肩を乱暴に揺らす。


「やろうよ、ハルちゃ〜ん! ねっ、出るでしょ? 出たいでしょ? ねえ〜」


ぐらんぐらんに揺らされたハルタがナオヤの両腕を掴んでようやく揺れを止めると向き合って口を開いた。


「誰も出ないとは云ってませんよっ、もうっ」


「じゃあっ、出るのね! はい決まりぃ〜! アッキーもオッケーなんでしょっ!」


「ああ。俺はナオヤの機嫌次第だと思ってたかんな。オマエがいつも通りなら出るつもり」



そこで一旦、話は中断された。