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「一曲目は、ほとんどいじらなくていいと思う。完璧に近い仕上がり。歌詞と曲がぴったりだ。二曲目もイメージ通りの曲調。だけど、俺的にはもうちょい攻撃的な鋭さを強調させたいなぁ。特にサビの部分。それから、三曲目。これはよく出来てると思う。割りに苦手な分野だと思ってたけど、イケんじゃん。切ない系、オマエの声イケるよ。そして、もっと良くなる」



顔を見合わせたナオヤとハルタがバンザイのポーズからハイタッチで両手を鳴らす。


「ヤッタァ! 頑張った甲斐があったぜっ! アッキー、今日飲み行こうよぅ〜」