そんな三曲を終えて、照れ笑いでナオヤが口を開く。 「どう……かな?」 真っ先にハルタが立ち上がり、珍しく感情をあらわにナオヤに飛びついた。 「嗚呼ー、ナオヤさん! 凄いですよっ、やっぱり最高です! 僕、久々にハートが痺れましたっ」 「あ、ありがとうハルちゃん。嬉しいよ〜」 ハグしたハルタの肩越しにアキトを見る。