「えぇ〜、せっかくイイトコだったのにぃ〜」 ひたすら息の荒いアキトが握り締めたリモコンを投げつけるような素振りをすると、女は「ちぇっ」と舌打ちした。 「よりによって、なんでそんなDVDをっ! どっから引っ張り出したっこらぁっ!! しかも音デカイだろがぁっ」 「たまたま目につく場所に置いてあったから仕方なくさ」 「たぁまたま目につく場所になんかっ、置いとく訳ねぇーだろっ!!」 「することなくて、暇だったんだもん。男のくせにシャワー長げぇよ」