その夜は結局、音楽に対する熱い語りとアッキーについて、「フィルインがサイコーなんだっ! しびれるんだ」ってのと「どんだけメテオロイドを愛してるか」ってのと「三人の目指す音楽が同じ向きを向いてる」ってので語り尽くして、楽しそうに笑うナオヤに少しだけ救われた気がした。



まぁ、要するにアッキーの自慢話とノロケ話とハルタが可愛いいのに渋い音出すって話と、それからやっぱりどうやって仲直りするかってので散々、云いたいことだけ云って、ガンガン飲んでポックリ寝やがったナオヤをすんげぇ苦労して布団に入れて帰る羽目になった。



鍵をドアポストに落として。