ひとり残された手持ちぶさたにビールを煽りながら、テーブルの下のノートに目がいった。 タイトルがついてる。 『☆オレノート☆』 いかにも過ぎて笑ってしまう。 悪いとは思うものの、こんなとこに置いてったアイツも悪い、とページを捲る。 書きかけの詞が下手くそな文字で綴られている。