「ああぁ、ぶっちゃけ面倒くさいから云うとね、アキラに電話とかしても大丈夫か、訊いておこうと思ってさ」 ポカンとしたナオヤに頭を掻くアキト。 知らんぷりを続けるハルタ。 流れるのは、微妙な空気だけ。 「なんで、オレに訊くの?」 「いやぁだってさ、後々揉めたり嫌じゃん。しかも、女絡みなんて洒落になんねぇし」 「はっ? 誰と誰が揉めんのさ?」 いまいち、通じないナオヤに苦笑いしながらアキトはハルタに振った。