君がいた部屋~二階階段前倉庫~



あたしは部屋を出た瞬間に深呼吸をした。


竜、わけ分かんないよ。


「どしたの?」


あたしはピクッてして階段の方を見た。


男の子だった。


凄く顔の綺麗な男の子だった。