君がいた部屋~二階階段前倉庫~



じゃない。


いつもよりも遠くにいてる感じがした。


違う。


ぼやけてみえれた。


「竜?」


だが、その声は変わっていなかった。


「荷物なら家に戻しといた。」


「え?」


「なんかそういうの出来るみたい。まぁ一応幽霊ってことだな。」


竜はそう言うと、


笑った。


その笑顔は


優しかった。


でも、


やっぱりはっきりとは見えない。