君がいた部屋~二階階段前倉庫~



その日、あたしは家に帰る事にした。


帰りたくなかった。


が、家出した事が書かれるかもしれない。


それはどうしても避けたかった。


放課後、あたしは竜の所に行った。


帰るにも、荷物を持って帰らないといけない。


それに、こんな事になるかもしれない。


学校を辞める。


その可能性が無いとは言い切れない。


学校を辞めたら竜に会いに来る事もきっと出来ない。


そう、下手したらもう二度と竜に会えないかもしれない。





嫌だった。


竜に会えなくなるなんて…


絶対に嫌…