君がいた部屋~二階階段前倉庫~



「失礼します。」


あたしは疑いながらも職員室に入る。


教職員全員があたしを見る。


とても不自然だった。


あたしは不安になっていく。


まさか、一馬が家出の事を学校に言ったとも思えない。


それにだとしても、この異様な空気は何だろう。


「あの…」


あたしがそう言うと、1人の教師が、秋本が口を開く。


「三神さん、これ…」


先生は新聞をあたしに見せた。


「…」


何、これ?