君がいた部屋~二階階段前倉庫~



外はどんどん暗くなってくる。


まるであたしを追い詰めるかのように。


暗くなる空はあたしの不安を煽るばかり。


だが、


キーッ


そして


そのドアは開いた。


「桜…」


あたしの信じた通りだった。


桜は来てくれた。


「あんた馬鹿?」


桜は言った。


「桜!」


「こんな時間まで、ずっと、…ずっと桜のこと待ってたって言うの?」


あたしは頷いた。


「うん。」


「うんって、」


桜は持っていた鞄を床に投げつけた。


「うんじゃないわよ!何やってんのよ!!いったい何時だと思ってんのよ?!」


「分からない。」


「あんたねぇ。」