1月ももう終わろうとしているある朝、あたしは朝早く、先生もほとんど来てないような時間に廊下を走っていた。 どうしても気になる。 あの部屋と少年。 あたしは鞄を持ったまま息を切らしながらあの二階階段前に行った。 そして… あった。 あのドアだ。