2LDKのお姫様


「あ、消毒用のアルコールティッシュがある」



『貸して』



二人は真顔で本当に怖い。



「ひぃぃぃ////」



湿ったティッシュがわき腹を滑り悲鳴を上げる。



実はわき腹は本当に敏感らしい。



『メス無いなら……じゃあ………鉗子で良いや』



銀色にギラギラと光るの鉗子がシオリの手に墜ちる。



「大丈夫よ、鉗子って刃は付いてないから」



「いや本当に、精神的にヤバイですから///」



『バッサリ行きます』



「はい、バッサリ切られます」




「ひ、ひ、ぎぃややややや!!」



この後は皆さんの想像にお任せします。



しかし



今日も



ここ



マンション天空館5階の



2LDKでは



楽しい毎日が



続く。