2LDKのお姫様


彼が絶えきれず目を開けるのを確認すると



まるで逃げるかのように部屋を出ていく彼女。



「…………ん?」



と体をお越し



彼女の後ろ姿だけが目に残る中、彼は目覚めた。



「………ぉはよ」



微笑んだ顔は、少しまだ眠そうだ