『あのね、だから……』
時は午後2時に戻る。
「くす」
と笑う大。
『ぇ、何かおかしい』
シオリが不安そうに見つめる。
「髪の毛。跳ねてる」
そういうとシオリは顔を真っ赤にして、直ぐに洗面所へ走った。
そしてコタツでは……
「なぁに大クン。自棄に今日は落ち着いてるじゃない」
「ホント。別人みたい」
「いや、本当は全然ドキドキで」
大はキリっとした見た目とは違いノミの心臓と言われるくらい打たれ弱く、しかも結構なヘタレぶりで。
「正直、なぁんでシオリがアンタを好きになるか解らない」
と何時も言われているのだ。
「高嶺の花よ」
「ねぇ、一回聞きたかったんだよね。良いかね」
「何でしょう」
ホノカの質問には詰問が多い。
「シオリのどこが好きなの」
時は午後2時に戻る。
「くす」
と笑う大。
『ぇ、何かおかしい』
シオリが不安そうに見つめる。
「髪の毛。跳ねてる」
そういうとシオリは顔を真っ赤にして、直ぐに洗面所へ走った。
そしてコタツでは……
「なぁに大クン。自棄に今日は落ち着いてるじゃない」
「ホント。別人みたい」
「いや、本当は全然ドキドキで」
大はキリっとした見た目とは違いノミの心臓と言われるくらい打たれ弱く、しかも結構なヘタレぶりで。
「正直、なぁんでシオリがアンタを好きになるか解らない」
と何時も言われているのだ。
「高嶺の花よ」
「ねぇ、一回聞きたかったんだよね。良いかね」
「何でしょう」
ホノカの質問には詰問が多い。
「シオリのどこが好きなの」



