『………ご飯、どこが良い』
あれから1時間たつ。
もう8時を過ぎている。流石に大も腹の虫が落ち着かない。
しかしそれ以上に、さっきから車内で妙に落ち着かない彼女が気になる。
「シオリさん……どうかしました」
『何が』
「いや、何かさっきから落ち着かないないなって」
『別に、何もないわよ』
明らかにおかしい。
さっきから手の置場や視点が定まらず、なんどもダッシュボードを開けたりもしている。
「……そうですか」
大は不安がりながらも問い詰めることはしない。
しかしホノカは違う。
どうやらシオリの落ち着かない原因を知っているらしい。
「大くん、そこのスーパーに寄ってくれない。トイレ行きたいの」
「はいはい」
スーパーに車を停める。シオリは何か買いたいものがあるらしくしゅいろと中へ入って行った。
「先輩、トイレは良かったんですか」
車内に取り残された二人。
「大くん、君も鈍い男だよ」
ホノカは大事な事は決して多くを語らない。
すなわち、その答えを教えてる事は無いのだ。
あれから1時間たつ。
もう8時を過ぎている。流石に大も腹の虫が落ち着かない。
しかしそれ以上に、さっきから車内で妙に落ち着かない彼女が気になる。
「シオリさん……どうかしました」
『何が』
「いや、何かさっきから落ち着かないないなって」
『別に、何もないわよ』
明らかにおかしい。
さっきから手の置場や視点が定まらず、なんどもダッシュボードを開けたりもしている。
「……そうですか」
大は不安がりながらも問い詰めることはしない。
しかしホノカは違う。
どうやらシオリの落ち着かない原因を知っているらしい。
「大くん、そこのスーパーに寄ってくれない。トイレ行きたいの」
「はいはい」
スーパーに車を停める。シオリは何か買いたいものがあるらしくしゅいろと中へ入って行った。
「先輩、トイレは良かったんですか」
車内に取り残された二人。
「大くん、君も鈍い男だよ」
ホノカは大事な事は決して多くを語らない。
すなわち、その答えを教えてる事は無いのだ。



