『…………遅いわね』
今日はなかなか彼が起きてこない。
『よし』
たまには彼を怒ってやろうと、寝室へむかう。
しかしやはり、いざとなると躊躇いが生じて、ゆっくりと静かに戸を開いた。
『大くん………』
細心の注意を払うため、か細い声で彼の名を呼ぶ。
しかし返事がない。いや、というより姿がない。なんと彼はいなかった。
どこに行ったのだろうか。いや、というより起きているのか。
他の部屋に行ったのだろうか。
少し心配になり、慌てて布団を引き寄せる。
しかし引き寄せた布団の下から、彼の下心が具現化した特殊なビニール製品を見つけ、それは無いなと結論着いた。
何故なら何を隠そう。あの風呂からあがった後、結局彼はまた彼女を欲しがり、シオリも拒みきれず、というのが2回ほどあったからだ。
合わさった唇、彼から香るシャンプーの香り、そして石鹸で滑るようになった肌の触れ合った感覚が未だ残っている。
『もう………』
今日はなかなか彼が起きてこない。
『よし』
たまには彼を怒ってやろうと、寝室へむかう。
しかしやはり、いざとなると躊躇いが生じて、ゆっくりと静かに戸を開いた。
『大くん………』
細心の注意を払うため、か細い声で彼の名を呼ぶ。
しかし返事がない。いや、というより姿がない。なんと彼はいなかった。
どこに行ったのだろうか。いや、というより起きているのか。
他の部屋に行ったのだろうか。
少し心配になり、慌てて布団を引き寄せる。
しかし引き寄せた布団の下から、彼の下心が具現化した特殊なビニール製品を見つけ、それは無いなと結論着いた。
何故なら何を隠そう。あの風呂からあがった後、結局彼はまた彼女を欲しがり、シオリも拒みきれず、というのが2回ほどあったからだ。
合わさった唇、彼から香るシャンプーの香り、そして石鹸で滑るようになった肌の触れ合った感覚が未だ残っている。
『もう………』



