「…んっ……ハァ、」 甘ったるい声が、部屋に響く。 熱い吐息。 だらしなく垂れ下がる腕。 呼吸する暇も与えないくらいに、俺は夢中で唇に貪りつく。 「…んっ……」 快楽に身をよじり、恍惚の表情を浮かべながら、彼女は俺の首に手を回した。