……え? 陸、今、なんて言ったの? 聞き間違えかと思って、再び陸の顔を見る。 だけど、その目は既に、あたしを見ていなかった。 「…嘘、どうして…?」 陸、言ったよね? お前は俺が守る、って。 何があっても離れないって…。 なのに…どうして? 「ねぇ陸っ、分かんないよ。ちゃんと説明してよ…っ」 つい、声が荒くなる。 下にお母さんたちが寝てることなどすっかり忘れて、無我夢中で陸の胸ぐらを掴んだ。