手つきも、舌遣いもその支配するような瞳も…。



私を甘くする方法なのね?



押し開けた快楽の扉の先で、ただ、彼を感じた。



私の中に芽生えているこの気持ちの正体は、今までの『愛情』だと思っていた感情と違う。



だけど、魅惑の彼に、ただ溺れて…。



私は渦巻く彼への想いに、呑み込まれた……。



セキを、私はセキを。