春夏秋冬神さま日和

スザクが教えると、ゲンブが「ありがとう」と笑う。胸の高鳴りを感じながら、スザクは前を向いた。顔に熱が集まっていく。

「……俺の説明、わかりづらいか?」

ルイが話すのをやめ、スザクとゲンブを見つめた。ゲンブが気まずそうに口を開き、やめる。その様子を見てビャッコがテーブルを軽く叩いた。

「おい、ゲンブ。わかんねぇならはっきり言えよ!わかんねぇのを放っておくから毎回会議で困ってんだろ!スザクに毎回聞いてんじゃねぇか!」

「……ごめんなさい……」

ゲンブが俯く。スザクは素早く「僕は気にしてないよ!」とゲンブを励ますように言った。ゲンブが質問してくることが、頼られることが、スザクにとっては嬉しいことなのだ。しかし、ゲンブの顔は暗い。ビャッコが気まずそうに目を逸らし、ルイがため息を吐く。

「で?どこがわかんねぇんだよ」

「えっと……」

恐る恐るといった様子でゲンブが口を開く。落ち込んだ様子のビャッコに、セイリュウが椅子を近付けて頰を指で突いて遊び出した。