翌朝。
私はいつものように、光輝の家の前で彼を待っていた。
今日は私から迎えに行くと、昨日の夜に約束していたから。
けれど、何分経っても光輝は出てこない。
「……まだ寝てるのかな」
スマートフォンを見る。
メッセージは届いていなかった。
そのとき、玄関の扉が開いた。
出てきたのは、光輝のお母さんだった。
「理紗ちゃん……」
その顔を見た瞬間、胸がざわついた。
「光輝は?」
「今朝、病院へ運ばれたの」
「えっ……?」
息が止まった。
「昨夜、急に具合が悪くなって……」
「大丈夫なんですか?」
「今、検査をしているところよ」
大丈夫。
その言葉を聞くまで、私は動けなかった。
「私も行きます」
「理紗ちゃん、学校は――」
「行きません」
声が震えた。
「光輝のところに行きたいです」
病院へ向かう車の中で、私は何度も光輝へ電話をかけた。
けれど、つながらない。
画面に表示される「呼び出し中」の文字が、ひどく遠く感じた。
病院に着くと、光輝のお母さんは受付で手続きを始めた。
私はいつものように、光輝の家の前で彼を待っていた。
今日は私から迎えに行くと、昨日の夜に約束していたから。
けれど、何分経っても光輝は出てこない。
「……まだ寝てるのかな」
スマートフォンを見る。
メッセージは届いていなかった。
そのとき、玄関の扉が開いた。
出てきたのは、光輝のお母さんだった。
「理紗ちゃん……」
その顔を見た瞬間、胸がざわついた。
「光輝は?」
「今朝、病院へ運ばれたの」
「えっ……?」
息が止まった。
「昨夜、急に具合が悪くなって……」
「大丈夫なんですか?」
「今、検査をしているところよ」
大丈夫。
その言葉を聞くまで、私は動けなかった。
「私も行きます」
「理紗ちゃん、学校は――」
「行きません」
声が震えた。
「光輝のところに行きたいです」
病院へ向かう車の中で、私は何度も光輝へ電話をかけた。
けれど、つながらない。
画面に表示される「呼び出し中」の文字が、ひどく遠く感じた。
病院に着くと、光輝のお母さんは受付で手続きを始めた。



