けれど、その体温だけは、ずっと心のどこかに残っていた。 凍てついた夜に、月明かりが差し込む。 これは、親に見捨てられた少女と、彼女だけに甘い冷酷な総長の――再会から始まる恋。 ーー『今宵、黒蝶を溶かして。』