ガシッと両肩を掴まれ、壁際に追い詰められる。
見上げた琥珀の顔は、いつもの余裕のある王子様の表情ではなく、どこか必死で、そして顔を真っ赤に染めていた。
「お前……なんだよ、それ」
「え……?」
「昨日、『用事がある』って言ってたの、これかよ……」
琥珀は頭を抱え、自分の前髪をクシャクシャとかき乱した。
「ずるい……。反則だろ、そんなの」
「……え? 似合ってない?」
不安になって小声で尋ねると、琥珀はガバッと顔を上げ、梨乃の両手を自分の頬に持っていった。
熱い。琥珀の手だけでなく、顔中が真っ赤だった。
「似合いすぎて……頭おかしくなりそうだった。昨日、俺が『ボブが好き』って言ったから……まさか、俺のために切ったの?」
図星を突かれて、梨乃は顔を真っ赤にして俯いた。
「だ、だって……琥珀くんが……」
「くっ……! なんでそんなに可愛いんだよ……!」
琥珀は耐えきれなくなったように、梨乃を強く抱きしめた。
「ずるい、可愛すぎる。学校中継して、今すぐ『俺の彼女です』って言いふらしたいくらい、やばい……」
見上げた琥珀の顔は、いつもの余裕のある王子様の表情ではなく、どこか必死で、そして顔を真っ赤に染めていた。
「お前……なんだよ、それ」
「え……?」
「昨日、『用事がある』って言ってたの、これかよ……」
琥珀は頭を抱え、自分の前髪をクシャクシャとかき乱した。
「ずるい……。反則だろ、そんなの」
「……え? 似合ってない?」
不安になって小声で尋ねると、琥珀はガバッと顔を上げ、梨乃の両手を自分の頬に持っていった。
熱い。琥珀の手だけでなく、顔中が真っ赤だった。
「似合いすぎて……頭おかしくなりそうだった。昨日、俺が『ボブが好き』って言ったから……まさか、俺のために切ったの?」
図星を突かれて、梨乃は顔を真っ赤にして俯いた。
「だ、だって……琥珀くんが……」
「くっ……! なんでそんなに可愛いんだよ……!」
琥珀は耐えきれなくなったように、梨乃を強く抱きしめた。
「ずるい、可愛すぎる。学校中継して、今すぐ『俺の彼女です』って言いふらしたいくらい、やばい……」



