翌朝。
登校して自分の席に座ると、周りの女子たちがざわついた。
「え、梨乃!? 髪切ったの!? めっちゃ似合う! ボブ超可愛いんだけど!」
「本当だ! なんか雰囲気変わって、一気に垢抜けたね!」
「可愛すぎる! 天使、あなた天使???」
褒められて恥ずかしそうに頬を染めていると、ガラッと教室の扉が開いた。
朝の登校をしてきた琥珀だ。いつも通り、周りの女子たちに爽やかに微笑みながら自分の席へ歩いてくる。
しかし、梨乃の横を通り過ぎようとした瞬間――琥珀の足がピタッと止まった。
二度見するように、琥珀の視線が梨乃の新しい髪型に釘付けになる。
「……ちょっと、梨乃」
低い声で呟くと、琥珀は周囲の視線も気にせず、梨乃の手をギュッと掴んで教室から連れ出していった。
「ちょ、琥珀くん、みんな見てるっ……!」
「後で怒る。今はこっち」
引っ張られるまま連れていかれたのは、人のいない階段の踊り場だった。
登校して自分の席に座ると、周りの女子たちがざわついた。
「え、梨乃!? 髪切ったの!? めっちゃ似合う! ボブ超可愛いんだけど!」
「本当だ! なんか雰囲気変わって、一気に垢抜けたね!」
「可愛すぎる! 天使、あなた天使???」
褒められて恥ずかしそうに頬を染めていると、ガラッと教室の扉が開いた。
朝の登校をしてきた琥珀だ。いつも通り、周りの女子たちに爽やかに微笑みながら自分の席へ歩いてくる。
しかし、梨乃の横を通り過ぎようとした瞬間――琥珀の足がピタッと止まった。
二度見するように、琥珀の視線が梨乃の新しい髪型に釘付けになる。
「……ちょっと、梨乃」
低い声で呟くと、琥珀は周囲の視線も気にせず、梨乃の手をギュッと掴んで教室から連れ出していった。
「ちょ、琥珀くん、みんな見てるっ……!」
「後で怒る。今はこっち」
引っ張られるまま連れていかれたのは、人のいない階段の踊り場だった。



