おてんばお嬢の推し様!

ニコニコのわたしがそう言うと、湖々がくすっと笑う。

「推しってそんなにパワー貰えるんだね。」

その言葉に元気よく頷く。

「もちろんだよっ!マジ、推しの力って無限大!あ、けど湖々が先に見つけたのは悔しいな…わたしが先に見つけたかったのに!」

その言葉に色羽も微笑んで「そこまでかぁ」と独り言のように呟いた。

「そこまでだよっ!颯汰くんの偉大なる力なんだよ!彼はほんとにすごくてね……」

わたしのマシンガントークが始まると、色羽も湖々も呆れたようにやれやれと首を振った。

それからやんややんやと話しているうちに、学校の正門が見えてきた。

校舎に入って下駄箱で靴を履き替えていると、後ろから声をかけられた。
振り返るとそこには幼馴染の