「氷の天才外科医の激甘な課題添削」 冷徹な外科部長は難攻不落の愛し君だけに甘く狂う

「仕事で……あんなにカッコいい姿を見せられたら……もう、拒める理由なんかないではないですか」

​凛は小さく微笑むと、自分から桐生の黒いシャツの胸元をキュッと掴み、爪先立ちになった。

​「公私混同は……職場では絶対許可しません。でも……白衣を脱いだ後なら、少しなら隙を見せてもいいですよ……蒼真さん」

​その言葉の意味を理解した瞬間、桐生の瞳に狂おしいほどの熱い情熱が灯った。

​「……後悔しても遅いぞ、凛」

​重ねられた唇は、これまでの焦らしをすべて埋め尽くすほどに激しく、深く、そして甘かった。

消毒室の冷たい空気の中で、2人の情熱的な体温が静かに溶け合っていく。

​鉄壁のガードを纏った新米ナースの鎧はついに解け、冷徹な天才外科医の氷は完全に溶かされた。

朝焼けの光が差し込む中、2人の本物の絆と愛の物語が、ここから激しく甘く始まろうとしていた。