「氷の天才外科医の激甘な課題添削」 冷徹な外科部長は難攻不落の愛し君だけに甘く狂う

「……私を信じてください! 出血は私が絶対に押さえます。 先生の手技なら、絶対に縫合できます! ……私を、見捨てないでください!」

​凛の澄んだ瞳が、強い、強い愛と信頼の光をたたえて桐生をまっすぐに見つめていた。

​その瞳を見た瞬間、桐生の指先の震えがピタリと止まった。

​彼の琥珀色の瞳に、熱い、熱い神聖な炎が宿る。

自分を拒み続けてきた鉄壁の女性が、今、自分の名前を呼び、自分のすべてを信じて命を託してくれている。

その事実が、桐生蒼真という男の魂に絶大な力を与えた。

​「……あぁ! 任せろ、凛!」

​桐生の手技が、限界を超えた神速へと達した。

寸分の狂いもなく補強材が打ち込まれ、針が破裂部を完璧に縫い塞いでいく。

凛の指先と桐生の針が、まるで命のダンスを踊るかのように完璧に噛み合っていった。

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