午前7時15分。小さく区切られた第2カンファレンスルーム。
早朝の静けさが漂う部屋で、凛はデスクの上に広げられた自分のレポートを見つめていた。
ページをめくるたび、目の前に飛び込んでくる鮮烈な赤字の量。
(これは……)
凛は思わず目を背けたくなり、息を呑んだ。
読み始める前は、また理不尽なまでの細かさで、今度は難癖をつけられたのかと思った。
だが、1行1行を慎重に読み進めるうちに、凛の胸の中に冷たい衝撃と、それを遥かに上回る深い感銘が広がっていった。
自分が昨日、眠気と戦いながら何時間もかけて絞り出したアセスメント。
その甘さ、経験不足による視点の漏れが、寸分の狂いもなく指摘されている。
それだけではない。
ただ間違いを指摘するのではなく、「なぜその検査が必要なのか」「どのような病態生理が背景にあるのか」という臨床の真髄が、極めてロジカルに解き明かされていた。
早朝の静けさが漂う部屋で、凛はデスクの上に広げられた自分のレポートを見つめていた。
ページをめくるたび、目の前に飛び込んでくる鮮烈な赤字の量。
(これは……)
凛は思わず目を背けたくなり、息を呑んだ。
読み始める前は、また理不尽なまでの細かさで、今度は難癖をつけられたのかと思った。
だが、1行1行を慎重に読み進めるうちに、凛の胸の中に冷たい衝撃と、それを遥かに上回る深い感銘が広がっていった。
自分が昨日、眠気と戦いながら何時間もかけて絞り出したアセスメント。
その甘さ、経験不足による視点の漏れが、寸分の狂いもなく指摘されている。
それだけではない。
ただ間違いを指摘するのではなく、「なぜその検査が必要なのか」「どのような病態生理が背景にあるのか」という臨床の真髄が、極めてロジカルに解き明かされていた。



