「氷の天才外科医の激甘な課題添削」 冷徹な外科部長は難攻不落の愛し君だけに甘く狂う

「では、今後は公私を分けたご指導をお願いいたします」

​凛はそう言い捨てて、カルテのファイルを持ってその場を去っていった。

​桐生は周りのナースたちが「うわぁ……」「あの桐生先生が完全に論破された……」とヒソヒソ声を漏らした。

桐生はその場に、凍りついたように立ち尽くすしかなかった。