そしてその店舗を買い取って内装を施し二カ月後に“カフェとスイーツとアクセサリーの店フラワーシスターズ“がオープンした。
ジャスミンとサラは家のキッチンで毎日スイーツを作った。
リリーとデイジーはアクセサリー作りやラベンダーのドライフラワーでポプリやサシェにドライのリースを作った。
ラベンダーの時期には裏の畑はラベンダーのいい匂いがしていた。
それでも両親は何も気づかなかった。
余程ジャスミンたち姉妹に興味が無かったのだろう。
嫡男のマイケルに夢中になっていた。馬鹿親だ。
それはジャスミンたちにとって好都合以外の何物でもなかった。
そうしてジャスミンが十八歳の成人を迎えた翌年、早々に父親の執務室に呼ばれて婚約相手が決まったと言われた。
相手はなんと四五歳のどこかの金持ちの伯爵で後妻に入るという事だった。馬鹿にしやがって…
クラウドファンディングで集めたお金もきっちりと返してしまっているので、何も憂いもない。
準備もしていたので慌てることは無かったが、婚約を結ぶのは半年後にして欲しいとお願いした。
どこの誰かとも聞かない娘には父親も呆れたが、ジャスミンにとってどこの誰でも同じなのだった。
その前にこの家を出ていくのだから…ざまあみろだ。
ただ時間は欲しかったので、半年貰えれば何とかなるとは思っていたのだ。
ジャスミンはまず店を売る準備に入った。
一年位前から候補の人は決まっていたのだ。
だが、スイーツもアクセサリーも今までと同じというわけにはいかない。
その人はアクセサリーはやめてスイーツと軽食の店にすると言ったので、それならと珍しいスイーツのレシピを三個と軽食のレシピの二個を付ける事にした。
それで金額も折り合いがついた。
かなりいい値段で買ってもらえた。
後は王都に店を構えるところを見つけなければならない。
フレデイはすぐにベス家に退職を申し出て王都に向かった。
フレデイとジャスミン達の連絡には店の偽の事業主になって貰っていたフレデイの従弟を介した。
フレデイの従弟にも十分なお礼を弾んだので、気持ちよく引き受けてくれた。
彼には隣の領の領都に行くのだと言ってある。
後でベス家から聞き取りが入って嘘をつかせるわけにはいかないので、最初から嘘を教えて置けばベス家に追及されても嘘を言わなくて済む。
そして隣の領の領都に足跡は残すつもりだ。
ジャスミンとサラは家のキッチンで毎日スイーツを作った。
リリーとデイジーはアクセサリー作りやラベンダーのドライフラワーでポプリやサシェにドライのリースを作った。
ラベンダーの時期には裏の畑はラベンダーのいい匂いがしていた。
それでも両親は何も気づかなかった。
余程ジャスミンたち姉妹に興味が無かったのだろう。
嫡男のマイケルに夢中になっていた。馬鹿親だ。
それはジャスミンたちにとって好都合以外の何物でもなかった。
そうしてジャスミンが十八歳の成人を迎えた翌年、早々に父親の執務室に呼ばれて婚約相手が決まったと言われた。
相手はなんと四五歳のどこかの金持ちの伯爵で後妻に入るという事だった。馬鹿にしやがって…
クラウドファンディングで集めたお金もきっちりと返してしまっているので、何も憂いもない。
準備もしていたので慌てることは無かったが、婚約を結ぶのは半年後にして欲しいとお願いした。
どこの誰かとも聞かない娘には父親も呆れたが、ジャスミンにとってどこの誰でも同じなのだった。
その前にこの家を出ていくのだから…ざまあみろだ。
ただ時間は欲しかったので、半年貰えれば何とかなるとは思っていたのだ。
ジャスミンはまず店を売る準備に入った。
一年位前から候補の人は決まっていたのだ。
だが、スイーツもアクセサリーも今までと同じというわけにはいかない。
その人はアクセサリーはやめてスイーツと軽食の店にすると言ったので、それならと珍しいスイーツのレシピを三個と軽食のレシピの二個を付ける事にした。
それで金額も折り合いがついた。
かなりいい値段で買ってもらえた。
後は王都に店を構えるところを見つけなければならない。
フレデイはすぐにベス家に退職を申し出て王都に向かった。
フレデイとジャスミン達の連絡には店の偽の事業主になって貰っていたフレデイの従弟を介した。
フレデイの従弟にも十分なお礼を弾んだので、気持ちよく引き受けてくれた。
彼には隣の領の領都に行くのだと言ってある。
後でベス家から聞き取りが入って嘘をつかせるわけにはいかないので、最初から嘘を教えて置けばベス家に追及されても嘘を言わなくて済む。
そして隣の領の領都に足跡は残すつもりだ。



