チャイムが鳴った瞬間だった。
「白雪さん、一緒にお昼食べよ」
明るい声と一緒に、如月奏多がひょこっと美月の机の横に顔を出した。
子犬みたいに人懐っこい笑顔を向けられて、美月はぱちぱちと瞬きをする。
「え、でも……」
「でもじゃないです。転校初日みたいなものなんだから、案内役は必要でしょ?」
そう言って奏多は、当たり前みたいに美月の手首を取ろうとする。
その寸前だった。
「触るな」
低い声が落ちてきて、奏多の手がぴたりと止まる。
窓際の席にいた九条ルカが、いつの間にかすぐそばまで来ていた。
「る、ルカくん……」
名前を呼んだだけで、ルカの目が少しやわらぐ。
けれど次の瞬間には、奏多へ向ける視線がまた冷たくなった。
「白雪さん、一緒にお昼食べよ」
明るい声と一緒に、如月奏多がひょこっと美月の机の横に顔を出した。
子犬みたいに人懐っこい笑顔を向けられて、美月はぱちぱちと瞬きをする。
「え、でも……」
「でもじゃないです。転校初日みたいなものなんだから、案内役は必要でしょ?」
そう言って奏多は、当たり前みたいに美月の手首を取ろうとする。
その寸前だった。
「触るな」
低い声が落ちてきて、奏多の手がぴたりと止まる。
窓際の席にいた九条ルカが、いつの間にかすぐそばまで来ていた。
「る、ルカくん……」
名前を呼んだだけで、ルカの目が少しやわらぐ。
けれど次の瞬間には、奏多へ向ける視線がまた冷たくなった。



