夕焼けがすっかり薄れて、空に夜の色が混ざりはじめていた。
白雪美月の家へ向かう道を、ルカと並んで歩く。
指を絡めた手はまだつながったまま。
途中で何度も心臓が苦しくなったのに、結局最後まで離したくないと思ってしまった。
家が近づくほど、胸の奥がそわそわする。
もう少しでこの時間が終わってしまう。
そう思うだけで、少しだけ寂しい。
「……着くな」
ルカがぽつりとつぶやく。
「うん」
返事をした声は、自分でも分かるくらい小さかった。
やがて家の前が見えてくる。
いつも見慣れているはずの景色なのに、今日だけはまるで違って見えた。
ここでルカと離れるのだと思うと、胸がきゅっと痛む。
立ち止まると、ルカも足を止める。
けれどつないだ手は、すぐには離れなかった。
夜になりきる前の静かな空気。
ふたりの間に落ちた沈黙が、妙に甘くて苦しい。
白雪美月の家へ向かう道を、ルカと並んで歩く。
指を絡めた手はまだつながったまま。
途中で何度も心臓が苦しくなったのに、結局最後まで離したくないと思ってしまった。
家が近づくほど、胸の奥がそわそわする。
もう少しでこの時間が終わってしまう。
そう思うだけで、少しだけ寂しい。
「……着くな」
ルカがぽつりとつぶやく。
「うん」
返事をした声は、自分でも分かるくらい小さかった。
やがて家の前が見えてくる。
いつも見慣れているはずの景色なのに、今日だけはまるで違って見えた。
ここでルカと離れるのだと思うと、胸がきゅっと痛む。
立ち止まると、ルカも足を止める。
けれどつないだ手は、すぐには離れなかった。
夜になりきる前の静かな空気。
ふたりの間に落ちた沈黙が、妙に甘くて苦しい。



